平面図形の作図(説明ページ)

概要

以下の作図の方法を学びます。

  • 垂線
  • 垂直二等分線
  • 角の二等分線

※わからなくなった場合、とりあえず円をたくさん描いてみれば、意外とどうにかなります。

垂線の作図①

直線ABの垂線の作図方法

  1. 直線AB上に適当な点Oをとる
  2. 点Oを中心とする円を描く(半径は何でもいい)
  3. No.2で描いた円と直線ABの2つの交点を点C、点Dと置く
  4. 点Cを中心とする円を描く
    点Dを中心とする円を描く(この二つの円の半径は同じにする)
  5. No.4で描いた2つの円の交点を点Eと置く(交点は2つできるがどちらでもよい)
  6. 点Eと点Oを結んでできる線は直線ABの垂線になっている
垂線の作図1

垂線の作図②

直線AB上の点Oを通る、直線ABの垂線の作図方法

  1. 点Oを中心とする円を描く(半径は何でもいい)
  2. No.1で描いた円と直線ABの2つの交点を点C、点Dと置く
  3. 点Cを中心とする円を描く
    点Dを中心とする円を描く(この二つの円の半径は同じにする)
  4. No.3で描いた2つの円の交点を点Eと置く(交点は2つできるがどちらでもよい)
  5. 点Eと点Oを結んでできる線は直線ABの垂線になっている

※「垂線の作図①」とほぼ同じであるため、図は省略する。

垂線の作図③

直線AB上にない点Oを通る、直線ABの垂線の作図方法

  1. 点Oを中心とする円を描く(半径は何でもいい)
  2. No.1で描いた円と直線ABの2つの交点を点C、点Dと置く
  3. 点Cを中心とする円を描く
    点Dを中心とする円を描く(この二つの円の半径は同じにする)
  4. No.3で描いた2つの円の交点を点Eと置く(交点は2つできるがどちらでもよい)
  5. 点Eと点Oを結んでできる線は直線ABの垂線になっている
垂線の作図3

垂直二等分線の作図

線分ABの垂直二等分線の作図方法

  1. 点Aを中心とする円を描く
    点Bを中心とする円を描く(この二つの円の半径は同じにする)
  2. No.1で描いた2つの円の交点を点Cと点Dと置く
  3. 点Cと点Dを結んでできる線は直線ABの垂直二等分線になっている
垂直二等分線の作図

角の二等分線の作図

∠ABCの二等分線の作図方法

  1. 点Bを中心とする円を描く(半径は何でもいい)
  2. No.1で描いた円と直線ABの交点を点D、直線BCの交点を点Eと置く
  3. 点Dを中心とする円を描く
    点Eを中心とする円を描く(この二つの円の半径は同じにする)
  4. No.3で描いた2つの円の交点を点Fと置く(交点は2つできるがどちらでもよい)
  5. 点Fと点Bを結んでできる線は∠ABCの二等分線になっている
角の二等分線の作図