等式と不等式(説明ページ)
概要
- 「=」のことを等号という。
- 等号を使った式のことを等式という。
- 「>」「≧」「<」「≦」のことを不等号という。
- 不等号を使った式のことを不等式という。
- 等号や不等号の左側を左辺、右側を右辺、両方合わせて両辺という。
等号・等式
「=」のことを等号といいます。
さらに、等号を使った式のことを等式といいます。
また、等号や不等号の左側を左辺、右側を右辺、両方合わせて両辺といいます。
等式は、訓読みすると「等しい、式」読めます。
これは、等式の「左辺と右辺が等しい」ということを意味します。
とりあえずこれだけ覚えて!
- 「=」のことを等号という。
- 等号を使った式のことを等式という。
- 等号の左側を左辺、右側を右辺、両方合わせて両辺という。
練習問題1(問題)
「=」のことをという。
「=」を使った式のことをという。
等号の左側を、右側を、両方合わせてという。
不等号・不等式
「>」「≧」「<」「≦」のことを不等号といいます。
不等号は、数の大小を表すための記号です。
※それぞれの不等号の意味は後で説明します。
さらに、等号を使った式のことを不等式といいます。
また、等号や不等号の左側を左辺、右側を右辺、両方合わせて両辺といいます。
等式は、「左辺と右辺が等しい」ということを意味すると説明しました。
否定を意味する漢字の「不」をつけることで、不等式は「左辺と右辺が等しくない」という意味を表します。
とりあえずこれだけ覚えて!
- 「>」「≧」「<」「≦」のことを不等号という。
- 不等号を使った式のことを不等式という。
- 不等号の左側を左辺、右側を右辺、両方合わせて両辺という。
練習問題2(問題)
「>」「≧」「<」「≦」のことをという。
「>」「≧」「<」「≦」を使った式のことをという。
等号の左側を、右側を、両方合わせてという。
それぞれの不等号の意味
不等号は、数の大小を表すための記号です。
「>」と「<」
「>」「<」は小学校で習ったと思いますが、「より大きい」または「より小きい(未満)」ということを表す記号です。
「小さい数<大きい数」または「大きい数>小さい数」のように使います。
例:1より10の方が大きい(1は10より小さい)ので、「1<10」 または「10>1」 と表せます。
(口が空いている方に、大きい数を書く!と覚えてください)
「≧」と「≦」
「≧」「≦」は「>」「<」と実は意味がほぼ同じで、「以上」または「以下」ということを表す記号です。
使い方もほぼ同じです。
例:1は10以下(10は1以上)なので、1≦10 または 10≧1 と書きます。
(口が空いている方に、大きい数を書く!と覚えてください)
「>」「<」と「≧」と「≦」の違い
「>」「<」と「≧」と「≦」の違いは、
「>」「<」では両辺に同じ数を入れられないが、
「≧」「≦」では両辺に同じ数を入れられる。
ということです。
つまり、「5≦5」は正しい式ですが、「5<5」は間違った式です。
同じように、「5≧5」は正しい式ですが「5>5」は間違った式です。
※小学生のころにやった、以下と未満の違いと同じ考え方です。
日本語で、
「>」「<」は「より大きい」「より小さい(未満)」
「≧」「≦」は「以上」「以下」
と覚えてもいいですし、
記号の成り立ちから、
「≧」「≦」は「>」「<」に「=」(等号)を追加したものなので、
「≧」「≦」では両辺に同じ数が入ってもいい。
と覚えてもいいと思います。
使い方を覚えて慣れたもの勝ちなので、次の練習問題で慣れていきましょう。
練習問題3(問題)
以下の式が正しかったら〇、間違っていたら×を入れなさい。
(1)4>5・・・
(2)5<10・・・
(3)2≦8・・・
(4)1≧9・・・
(5)3<3・・・
(6)3≦3・・・
(7)4≧4・・・