文字式とは(説明ページ)

概要

文字式とは、数字以外(a,b,x,yなど)を使った式のこと。

3ax+yなど、累乗(x2 a3)が登場しない式のことを、1次式という。

文字式

文字式とは以下のように、数字以外(文字)をつかった式のことです。

x+y、3a、4a+bx2+xa3

など、文字が使われているものを文字式と言います。

3ax+yなど、累乗(x2 a3)が登場しない式のことを、1次式といいます。

文字式を用いることの必要性と意味

例えば、だがし屋でチョコが一つ10円、アメが一つ5円で売られていたとします。
何個買えば全部で何円になるかを表現するために、文字がなければ

チョコ1つ、アメ1つ買う場合:10×1+5×1=15 円
チョコ1つ、アメ2つ買う場合:10×1+5×2=20 円
チョコ2つ、アメ1つ買う場合:10×2+5×1=25 円

色々なパターンを想定して式を書かなければなりません

ここで、もっと簡単に
【チョコの数】×10+【アメの数】×5
と表現する方法を思いついたとします。
これにより、1つの式で表現することができるようになりました。

しかし、毎回【チョコの数】【アメの数】と書くのは面倒です。
そこで、例えば【チョコの数】をa、【アメの数】をbにおきかえて、
a×10+b×5
と表現することに決めました。

これを文字式と言います。

つまり、「物事の関係性を1つの式で表すことが出来る」ということが文字式を用いることの意味なのです。

※今回は、【チョコの数】をa、【アメの数】をbと設定しましたが、【チョコの数】をc、【アメの数】をdとおいて、cx10+d×5と書いても大丈夫です。(文字はなんでもOK)