一元一次方程式の解き方(基本問題)

※このページは問題ページです。
この範囲の説明は↓で解説していますので、分からなければ先に↓を読んで下さい。

練習問題1


「一元一次方程式を」とは、「式が成り立つような文字の値を求める」ということである。
解説

例えば、「x+5=9」という方程式を解くとは、xに何の数字を代入すれば「x+5」になるかを求める、と言うことである。
「x+5=9」を解くと、解は x=4 になる。

練習問題2


次の方程式を解け
(1)a+3=0
(2)x-4=0
答え:(1)a=、(2)x=
解説
(1)a+3=0

考え方①

「同じ数に、同じ数を足しても・引いても、同じ数になる」と言う性質を用いる。

  1. a+3=0 の両辺からを引く
    a+3-3=0-3
  2. ↑の式を整理すると
    a=-3

考え方②

を反対側に符号を変えて移動させることが出来る。(移項)と言う性質を用いる。

  1. +3=0 の左辺の「+3」を右辺に移項すると
    a=-3
(2)x-4=0

考え方①

「同じ数に、同じ数を足しても・引いても、同じ数になる」と言う性質を用いる。

  1. x-4=0 の両辺にを足す
    x-4+4=0+4
  2. ↑の式を整理すると
    x=

考え方②

を反対側に符号を変えて移動させることが出来る。(移項)と言う性質を用いる。

  1. -4=0 の左辺の「-4」を右辺に移項すると
    a=0+4

練習問題3


次の方程式を解け
(1)a-2=5
(2)x+4=6
答え:(1)a=、(2)x=
解説
(1)a-2=5

考え方①

「同じ数に、同じ数を足しても・引いても、同じ数になる」と言う性質を用いる。

  1. a-2=5 の両辺にを足す
    a-2+2=5+2=7
  2. ↑の式を整理すると
    a=

考え方②

を反対側に符号を変えて移動させることが出来る。(移項)と言う性質を用いる。

  1. -2=5 の左辺の「-2」を右辺に移項すると
    a=5+2=7
(2)x+4=6

考え方①

「同じ数に、同じ数を足しても・引いても、同じ数になる」と言う性質を用いる。

  1. x+4=6 の両辺からを引く
    x+4-4=6-4=2
  2. ↑の式を整理すると
    x=

考え方②

を反対側に符号を変えて移動させることが出来る。(移項)と言う性質を用いる。

  1. +4=6 の左辺の「+4」を右辺に移項すると
    a=6-4

練習問題4


空欄を埋め、方程式を解きなさい。

(1)x2=3
両辺にをかけると
 x2×=3×
整理すると
 x=

(2)2x3=6
両辺にをかけると
 2x3×=6×
整理すると
 
つまり、
 x=

ヒント

同じ数に、同じ数をかけても、同じ数になると言う性質を用いる。

練習問題5


空欄を埋め、方程式を解きなさい。

(1)2x=6
両辺をで割ると
 2x÷=6÷
整理すると
 x=

(2)3x=2
両辺をで割ると
 3x÷=2÷
右辺は割り切れないので、分数で表して整理すると
 x=

ヒント
  • 同じ数を、同じ数で割っても、同じ数になると言う性質を用いる。